あらためて市民自治を考える

松下圭一先生を送る会 29日 吉祥寺

 5月に85歳で逝去された松下圭一先生に2度ほど講義に参加したことがあります。当時の講義内容はすっかり忘れてしまいましたが親しみやすい雰囲気の先生でした。敬愛する松下先生とのお別れにたくさんの方々が参加され、会場はいっぱいでした。
2000年の分権改革の論理的支柱であり1970年代から市民自治、地方自治の創造を論述されていた政治学者です。最後の著作「松下圭一・私の仕事 ー 著述目録」には出版への謝辞とともに「明治以来の官僚統治を原型に、政治とは『国法の執行』と訓練されてきたがゆえに、市民はじめ政治家、官僚、行政職員は法務・財務の抜本改革、また未来にむけての予測・企画というマクロの問題解決能力の欠如も著しい。私たち市民が未来を構築するには明治以来の官治が提起する課題をふまえざるをえないだろう」としめくくられていました。市民がそこまで成熟するには時間がかかります。希望をもって歩み続けたいとおもいました。

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by nakazenoie | 2015-08-31 22:26